志摩市より西岡恭蔵さんのイベントのお知らせ

西岡恭蔵さんが亡くなって20年が経った2019年に、志摩市文化会館で『恭蔵とKUROの音楽祭り〜アフリカの月〜』と題したメモリアルコンサートを開催しました。その後のイベントなどをお知らせします。

恭蔵とKUROの音楽祭り2019〜アフリカの月〜 まとめ

恭蔵とKUROの音楽祭り2019〜アフリカの月〜

 

に参加された方から、いろいろご連絡をいただいておりました。

 

そのひとつは、facebookをしていない方にも、

どんなコンサートだったかをお知らせしてほしいという

メールをいただきました。

ごもっともです。

 



終わったらあとは知らない

という不道理なことはしたくなかったので、

落ち着いたらきっと・・・

と、思っていたら2ヶ月近く経ってしまいました。

 

すみません。

 

でも、時間が経ったからこそ、

私が見た裏側を書いてもいいかも・・・

なんて思ったりしてまとめてみました。

 

 

 

 

 

ミュージシャン、関係者のみなさんは、

前日の5日に会場にご到着されました。

 

到着後すぐに会場設営で

皆さんに動いていただくことになりました。

これは申し訳なかったと思います。

 

ホール内に穴開きパネルを設置して

沢田としきさんのCDジャケットなどが並びます。

沢田節子さんの適切な判断であっという間に

出来上がります。

 

私が考えた寄せ書きコーナーには、

諸戸さんがイラストを書いてくださいました。

諸戸さんには、お会いする前から

フライヤーのことでお世話になりました。

いろいろメールのやりとりで助けていただいていましたので、

会ってすぐに人見知りの私も打ち解けました。

 

f:id:KyozoKuro:20190601234832j:plain

 

神戸から、ライターのそおだよおこさん、

(受付で配ったポストカードはそおださんから)

Dokachinさんもお越し下さいました。

 

私は、恭蔵さんのご実家へ、

恭蔵さんのギター3本を取りに。

このギターについては、以前ブログでも書いています。

 

そして、そのギターの弦は、

秋本節さんに張っていただきました。

ギブソンをステージで弾いていただくことになっていたのです。

 

リハーサルで、秋本さんがギブソンを鳴らしたとき、

音響のZさんが、

「この音覚えてる」

とおっしゃいました。

私は椅子を並べていた手を止めて、

ステージの秋本さんを見ました。

 

 

一年前、ご実家で恭蔵さんのギターを見た

大塚さんが、

「ギターがかわいそう」

とおっしゃったので、

私がヤイリギターの小池さんにお願いして修理いていただきました。

そのことを思い出しながら、

小池さんにお願いしてよかったなと、

しばらく手を止めて、

恭蔵さんのギターを見つめました。

 

 

大塚まさじさんとFMCOCOLO の古賀さんの指揮で、

リハは順調に進みました。

 

f:id:KyozoKuro:20190601234824j:plain

 

 

 

終了後、みなさんで「HA・菜・RE あじろ」へ行き、

2階の席の3テーブルに並んで座りました。

なんと、あじろのオーナーが、

アワビを差し入れしてくれました。

 

f:id:KyozoKuro:20190601234910j:plain

 

 

 

でも、一皿なので、

オーナーとジャンケンをして、

勝利者がいるテーブルの方たちでということに。

 

 

どなたが勝ったと思いますか?

 

 

 

 

秋本節さんです。

 

グーだったかパーだったか忘れましたが、

あまり感情を表に出されない秋本さんが、

手を挙げたまま、小鼻を膨らませて誇らしげだったような気がします。

目は口ほどに・・・と言いますが、

鼻でも語れますね。

 

その時、となりのテーブルの大塚ボスが、

「もうこれで明日のライブはギクシャクするな」

とおっしゃいました。

無表情でゆっくり手を下ろした秋本さん。

同時にその横で、

「いっただきまーーーーーす♫」

と一番にアワビを食べた希さん。

かわいいですね。

 

みなさんのお話を聞いていると、

大人の修学旅行のようで、

本当に楽しそうでした。

 

 

 

そして6日。

ファンの皆さんと一緒にてこね寿司企画です。

 

私は、ホールにいて様子がわかりませんでしたが、

後からお写真を拝見して安心しました。

みなさんが笑顔でした。

 

先日、FMCOCOLO の大塚さんの番組で、

井山あきのりさんがゲストの時、

お二人で、恭蔵さんの見ていた海を見てよかった

お話しされていました。

 

あぁ、よかった。

そんな風に思っていただけて。

 

f:id:KyozoKuro:20190601234948j:plain

 

f:id:KyozoKuro:20190601234923j:plain

 

f:id:KyozoKuro:20190602002623j:plain

f:id:KyozoKuro:20190601235031j:plain

 

f:id:KyozoKuro:20190601235004j:plain

 

f:id:KyozoKuro:20190601234936j:plain

 

 

 

 

午後からは、ホールでファンの方による一曲入魂。

恭蔵さんへの想いがあふれた素晴らしい演奏が続きました。

ミュージシャンの皆さんも聴いていてくださって、

気持ちがあたたかくなる、いいライブだったと思います。

 

曲目は後半に。

 

f:id:KyozoKuro:20190601235128j:plain

 

5時からのコンサートは、大塚まさじさんと糸川燿史さんのトークから。

糸川さんの映像で、恭蔵さんが生き返りました。

大塚さんから、糸川さんはお優しいと聞いていましたが、

本当に優しくて気さくで話しやすい。

若い方々に慕われているのがよくわかります。

私もすぐに大好きになりました。

 

f:id:KyozoKuro:20190601235042j:plain

 

 

歌のトップバッターは秋本節さん。

曲目は後半に。

 

歌とギターが上手いだけではなく、

心に伝わってくるものがあります。

いい声。声帯に保険かけといてほしいです。

ずっとずっと歌い続けてほしい。

 

その後、井山あきのりさんが登場し、

岡嶋BUNさんもステージへ。

これはまるでモーガンズバー?

 

私は、モーガンズバーしか聞いていなかったという

数年間があるくらいのファンです。

大塚さんから、電話で出演者を聞いた時には、

心が踊りました。

 

ステージのお三方。素晴らしかったですね。

かっこよかった。

もしも、またいつか、

一夜だけのモーガンズバーがどこかで聞けるなら、

九州でも北海道でもどこへでも行くぞ!と決意しました。

 

 

休憩後、大塚まさじさんとTACOさんがステージヘ。

大塚さんの「月の祭り」で、

会場内、息をしている人がいないんじゃないかと思うくらい無音です。この瞬間を体感できるのは、

この時間を共有したみなさんだけなんですよね。

 

 

TACOさんのソロもやさしい音が響きました。

もっとTACOさんの世界を覗きにいきたい気持ちになった。

 

続いてながいようさん。

長身でしゅっと(関西しかわからないですね)されています。

CDを聞いていた方の唄を、初めてライブで聞くというのは感動です。

 

そして、ずっと明るく賑やかだった希さん。

9年前も記憶にあります。

パワフルな歌声です。いい唄です。

 

最後はみなさんで。

 

会場の皆さんの興奮が一番後ろにいた私にも感じられました。

 

アンコールで、大塚さんとながいさんが出てこられた時は、

 

おぉぉぉぉ

 

って、声が聞こえたような。

 

その時代を知らない私も大興奮でしたから、

昔からのファンの方は

どんなに嬉しいだろうかと思うと、

とてもうれしくて。

 

 

最後はみなさんでプカプカ。

f:id:KyozoKuro:20190601235055j:plain

 

 

感動のコンサートは終了しました。

 

 

みなさんにお手伝いいただいて、

片付けも終了。

 

 

 

打ち上げは、出演者、関係者のみなさんで、

ホテル食堂にて。

 

「しまや」から出前してもらっていた、

お刺身やうなぎご飯。

喜んでいただけて良かったです。

お酒もすすみます。

2時頃まで続いたのでしょうか。

 

f:id:KyozoKuro:20190601235112j:plain

 

私は少し離れた所へ座っていました。

飲み疲れた?秋本さんが、

まさじさん、ずっとしゃべったはんな」

と、横に来られました。

マリさんも私の横に来られました。

 

井山さんが聞き上手なのでしょうね。

MCとはまたイメージが変わりました。

f:id:KyozoKuro:20190601235139j:plain

 

3人でその様子を見ていたとき、

マリさんが、

「スポットライトあてようか」(大塚さんに)

とおっしゃいました。

私は二日間よく笑いましたが、

マリさんのそのひとことが一番笑いました。

 

 

何もわからない私とのイベント準備でしたから、

大塚さんは、本当に大変だったと思います。

なのに、丁寧に優しく接してくださって嬉しかったです。

 

終わってほっとされたのでしょう。

大塚さんのお顔を拝見しながら、しあわせな気持ちでいました。

 

 

次の日は、お墓とご実家へ行き解散しました。

 

 

 

 

 

 

このブログの写真は、ファンライブにも出られたDokachinさんより。

 

 

ありがとうございました。